概要: この記事では、VBA プロジェクトのパスワード保護についてすべて説明します。Excel ファイルを安全に保ち、他人が許可なくアクセスできないようにしたい場合に便利です。パスワード保護の制限についても説明します。
このトリックで VBA マクロを保護する
問題： 誰にも Excel シートにアクセスして、シート内に配置されたマクロ コードを編集または変更してほしくありません。どうすればよいでしょうか?
どうやって： 上記の問題には非常に簡単な解決策があります。Excel で VBA プロジェクトをパスワードで保護し、不正な変更を防ぎます (下のスクリーンショットを参照)。
これは、Access、Word などの他の Microsoft Office アプリケーションでも機能します。
ステップ1。 VBA プロジェクトが含まれている Microsoft Excel ブックを開きます。
ステップ2。 Alt + F11 キーを押して、Microsoft Visual Basic for Applications ウィンドウを開きます。
または、「開発」タブ > 「Visual Basic」ボタンを押すこともできます。
ステップ3。 開いた Microsoft Visual Basic for Applications ウィンドウで、「ツール」>「VBAProject のプロパティ」に移動します。
ステップ4。 表示される「VBAProject」ダイアログボックスで、右側の列の「保護」をクリックし、「プロジェクトを表示用にロックする」オプションをオンにします。
このオプションの下のテキストボックスにパスワードを入力し、確認のために再度入力します。次に、「OK」をクリックして閉じます。
このパスワードは手元に保管してください。Excel VBA プロジェクトを開くときに必要になります。
ステップ5。 これで、Microsoft Visual Basic for Applications ウィンドウを閉じることができます。その後、Excel の左上隅にある [保存] ボタンをクリックします。次に、Excel ブックを閉じます。
以上です。これが、Excel で VBA プロジェクトをパスワードで保護する方法です。
VBA プロジェクトが適切に保護されていることを確認するために、Excel ブックを再度開くことをお勧めします。
VBA プロジェクトのロックを解除したい場合は、パスワード保護を削除し、もう一度「保存」をクリックして変更を更新します。
VBA パスワード保護とその制限
VBA コードはパスワードで封印されましたが、この方法には欠点があります。プロジェクトへのアクセスを本当に望んでいる人を防ぐことはできません。
パスワードを知らなくても、誰かがExcelブックにアクセスする可能性があります。たとえば、 VBA パスワード削除ツール ファイルを復号化し、パスワードをリセットできます。簡単に検索すると、市販のものも無料のものも含め、市場にはそのようなツールがいくつかあることがわかります。
はい、パスワード保護は、コードに不正な変更を加えたくないほとんどの人にとって非常に便利です。ただし、機密データや知的財産を保護するために使用する場合は、その制限に注意する必要があります。したがって、ExcelでVBAコードをより効果的に保護するには、C / C ++ファイルに変換するのが最善の解決策です。 VBAコードを保護する リンクから。
